【公演中止】アモーレとプシケ
【主催公演中止】バロック・オペラ絵巻《アモーレとプシケ》(3/19・20)
— 紀尾井ホール - Kioi Hall (@kioi_pr) March 10, 2020
3/19(木)および20(金・祝)に開催を予定しておりました当公演は、新型コロナウイルス感染拡大防止の措置として中止させていただくことになりました。公演を心待ちにしてくださっていた皆さまには、深くお詫び申し上げます。
という事になりました。
個人的、又はこの舞台を心底楽しみにしていた方々にとっては残念なことではあるけれど、こういう決断を取れることもまた凄い事だな思っています。こういう時は切り替えて個人でできることに全力を注ぐのみ。
短い稽古期間ながら自分のダンス観がひっくり返るくらいの学びがありました。
何十年何百年と生き続けてきた伝統芸能の重みに対し、自分の身体から出てくる踊りの軽さ、弱さに愕然としました。しかし、台本に書かれているアモーレに自分ができる動きを少しずつつけていくと、ある事に気づく様になってきたのです。
それは、自分自身は弱く、また特定のジャンルの純粋な体現者ではなくとも自分の一つ一つのムーブメントにはクラシックバレエを始め、様々なジャンルの何らかの歴史的な積み重ね、意味が宿っているのだということを。
自分の踊りも連綿と続いてきた歴史の一部なのだと!
普段Youtubeで最新ガジェット情報をひたすら貪る僕が!
コンビニのレジで現金支払いをする人に「チッ」となる様な心の小さい僕が!
REKISHIの一部だったのだあ!伝統すげー!
と文章にすると当たり前過ぎて自分でも引いてしまいたくなるんですが^_^;、何か世界の真理に触れたような気がしたんです!
ということで、
今回はこういう結果になってしまいましたが、自分の次のステップに繋げる何かは掴んだと思っています!
どんな過去をも大切に、前へ前へ!それがコンテンポラリー!
↓記念にね。
紀尾井ホール
0コメント