雨の日のおすすめ漫画『恋は雨上がりのように』
随分前に書いた記事ですが、雨の季節にはこの漫画。じっくり、自分が大切にしている事について考えてみるきっかけになると思います。
今週のお薦め Vol.13 自分にとって大切なものを思い出させてくれる漫画
第13回Podcast『太陽とヒゲの夜にお茶しませんか?』では、
『恋は雨上がりのように』を紹介しました。
まず、
短距離走のエースとして活躍していた女子高生の主人公が、怪我により絶望的になっていたとき、ふと立ち寄ったファミレスの冴えない店長(45歳)に恋してしまう。
という、なかなか素敵なストーリー!
って思うのは僕がその冴えない店長サイドの人間だからでしょうか??
主人公の、美人だけど感情表現が苦手なところとか、店長の、自分も冴えなことをみとめてしまっているゆえの行動、とかがちょっと切なくも可笑しくて、ただの恋愛漫画としても十分楽しめる作品です。
しかし!
この作品の本質はそこにあらず!
この作品の本当に素敵なところは、登場人物の一人一人がちゃんと自分自身の中にある大切なもの、だったり人に正直になっていくところです。
これはまた僕の深読みですが、
この作者が言いたいことは、ありえない年齢差の恋愛模様ではなくて、あるいは、好きな相手の行動に一喜一憂する恋の切なさでもなくて、
『人は恋愛を通して自分にとって一番大切なこと(自分の本質)に気づいていく』
ということ。
ドキドキする相手の事ばかりを考えるのではなく、自分自身にもちゃんと向き合うことが大切なんだよ!って熱いメッセージが込められているのです!
これ以上はネタバレになるので言えませんが、是非読んで、自分にとって大切なこと、思い出してみてください!
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