今週のおすすめ Vol.15 デスノート以来の頭脳戦漫画
『約束のネバーランド』を紹介しました。
とある孤児院で平和に暮らしていた主人公が、ある日その施設が自分達を育てている本当の目的を知ってしまい、仲間と共に脱出を決意する。というのが物語の始まり。
この漫画はそこからの頭脳戦が凄いんです。
主人公と、共に脱出を計画する2人の仲間は、その施設の中でぶっちぎりの天才トップ3という設定。その三人が揃えば不可能な事なんて何もないように思わせながら、施設側の人間も全然馬鹿じゃない。先の先の先まで読み合う、高い知力と強い精神力の激しいぶつかり合いが次々と繰り広げられていきます。
『天才』という設定の漫画は腐るほどあるものの、本当に説得力のある『天才』が描かれている漫画は結構少ないです。大半はその天才という設定のキャラクター以外のキャラのレベルを下げてるだけの漫画がほとんど。僕に天才を語る資格はないですが、この作品からは本物の知性を感じました。
個人的にはこういった頭脳戦・心理戦漫画ではデスノート以来の衝撃を受けた作品です。
しかもまだまだ序盤でありながら、この物語が壮大なスケールで展開されることを予感させる設定が随所に散りばめられていて、そして、それは決してはったりではないんだろうなあ、っていう作者の凄みまで僕は感じ取っています。
とにかくこの作品からは本物の匂いがプンプン漂ってきます!
未読な方は是非!
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