ありがとう名古屋


(↑毎日これを拝んでから家に帰りました。)

一つ一つ、一つ一つ、

そう毎日自分に言い聞かせてきました。

遥か彼方のゴールを見据えながらというよりは、足元をじっと見て、そこにある階段を一段ずつ踏みしめて上がっていく、そんな日々。

気づけば、2ヶ月過ごした帝国劇場は雲の下。

博多での思い出と経験値をしっかり背負いながら、

名古屋でエリザベート通算1000回目の記念公演を迎え、

僕自身は400回目の公演を終え、

昨日はその名古屋での千秋楽が終わり、

・・・

残りの階段の数は、38段。

顔を上げてゴールを見てみようか、そんな思いが頭を過ぎるも、やっぱり目線は足元の階段へ。

そこにたどり着けるか怖くなるから上げなかった顔を、今は寂しくなるからという理由で上げない。

一つ一つ、一つ一つ、

最後の一段まで、そんな感じで進んで行こうと思っています。


2012年8月27日
白髭真二

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