101回に向けて

昨日は、このエリザベート全国ツアーの100回目となる公演でした。
同じ作品をこんなに多くの回数踊る、という経験は今までなかったため、
最初の方は、「もし飽きてしまったらどうしよう」という不安が結構ありました。
ですが、100回という数を終えた今、まだまだこの作品に飽きていない自分がいることを嬉しく思います。
まだまだ、まだまだまだまだ、オープニング、愛と死のロンド、不幸の始まり、最後のダンス、闇が広がる、エーヤン、独立運動、悪夢、暗殺、ダンサーとして役割を担うシーン一つ一つでやれることがあるように感じています。

100回も踊っているのに、なんでそんな風に感じるんだろう、と不思議に思います。

そもそも、何故自分は踊るんだろう、って今更ですが最近よく思うんです。

5年以上の過去を溯れば溯るほど、今自分が、マンガ家か、コンピュータのプログラマーではなくダンサーになっているのかさっぱりです???
ただ、本能的に、「ああ、なるほど」って、踊っているときに感じることはあるんですが、何が、「なるほど」なのかは言葉にできません。

人は何故生まれ、死んでいくのか・・・

・・・

えっとですね、最近もっぱら衣装部屋から借りた、手塚治の「ブッダ」にハマっています。


(写真は信さんのブログから拝借)


そんなこんなで、これから101回目、踊ってきます!

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